認知科学研究棟 - 地下3階建設施設
地下3階建ての施設。正式名称は『認知科学研究棟』。公式には2025年に閉鎖されたことになっている。
フェンスが張られており、一般人の立ち入りは禁止されている。ただ、南側のコンクリート壁には人間サイズの穴が開いていた。新しい穴ではなく、すでに何年も前から存在していたように見える。
調査開始の時刻は15時42分。外は曇りで、薄い影しかない。

建物内部は整然としている。受付カウンターが見えた。
虚言庁のロゴが壁に掲示されていた。官公庁の施設だったようだ。
来訪者名簿が残っていた。最後の記録は2025年12月24日。名前は全て黒く塗りつぶされている。ただ欄数は20人分。何故か全員が『4:2』という時刻で記入されていた。

地下1階。実験室として使用されていた形跡がある。
ヘッドセットが42台、整然と並んでいた。壁には接続ポイントが無数に残されている。
ケーブルは全て地下に伸びている。どこへ繋がっているのか、地下深くまで続いているように見える。

地下2階。暗い。懐中電灯が必須。
まだ電源が入っている。複数のサーバーラックが稼働している。音がする。微かな冷却音。
モニターに文字列が表示されていた:

扉が溶接されていて開かない。
ただし、扉の向こうから音がしている。
鳴き声だ。猫のような鳴き声がする。
